成沢 要介
Yosuke Narusawa　

化学系事業　コンパウンド部　管理責任者

わたしは、プラスチックペレットの生産現場の全体を管理する仕事をしています。入社は2009年です。入社当初は鋳造系事業で中子成形をしていましたが、化学系事業の拡大にともなう新工場の新設に合わせて、現在の業務につきました。生産の全般的な管理から、出荷や荷受けと一連の流れの中で、業務を担当しています。

わたしたちが生産しているプラスチックペレットはとても特殊なもので、とても複雑です。しかしこの難しさが仕事のやりがいと達成感につながっています。

単純に材料を混ぜるのでなく、薬品を添加し、加工する機械の中で化学反応を起こし、新たな材料を生み出すという工程をおこなっています。

組み立てラインとは異なり、生産開始後は、機械を止めることができません。一旦、止めて不具合を調整するということができないのです。生産しながらの微調整ができる程度です。原材料や生産設備内への異物の混入などは致命的となります。そのため生産開始前に機器のメンテナンスを徹底して行っています。ある意味、その準備こそがわたしたちの一番の仕事ではないかと思います。

とにかくこの機能が付加されたプラスチックペレットは製造者が限られ、海から（石油精製プラントから）遠い長野県では特に少なく、誰かに教わることができません。自分たちで、保有している設備を調整し、ノウハウや経験、感覚を身につけ、お客様からの要求される機能性ペレットを生み出していくていく必要があります。

自分自身は昔から物事を追求していくことに喜びを感じるのでとてもやりがいを感じています。新たな試作品に取り組むときや未知の問題と向き合うときは、不安以上にやってやろう。自分でなんとかしたい。と思います。何よりも会社もチャレンジ、改善に向けてのことは強力にバックアップしてくれています。過去に別の製造業も経験がありますが、なかなかやりがいがある仕事だと思います。

【正社員】製造業オペレーター2名（急募）

とくに、長野県内では同業務を経験されたという方はほぼいらっしゃらないと思います。現在、業務に従事している者も全員未経験者からのスタートです。興味がある方、ぜひご連絡お待ちしております。